個人事業主がネットショップを開設できるサービスは色々とありますが、それぞれのツールには機能やサービスに違いがあります。
何を選べば良いのか迷っている事業者に向けて、この記事ではLineupやBASEなど6つのネットショップ開設ツールをご紹介。個々の特徴が分かりますので自社に合っているツールに出会えるかもしれません。
売上アップや顧客のさらなる獲得、コストを抑えた運用などの魅力あるサービスを掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
Lineup
Lineupは、LINE公式アカウント上で簡単にECサイトを開設し、スマートフォン一つで商品を販売・管理できるサービスです。
LINE公式アカウント上で商品を購入できるためサイトへのログインが必要なく、最短2タップで購入を完了できることからカゴ落ち率の低減に期待できます。
注文や問い合わせをLINE上で完結させることで業務負担を軽減。顧客属性に応じたセグメント配信やステップ配信機能を利用することで、ターゲットに合わせたマーケティング施策を実施することができます。
Lineupの利用料金は月額3,000円・システム手数料1.5%で、決済手数料はLINE Payが3.5%、PayPayが3.8%、クレジットカードが3.6%となっているため、コストを抑えながらのネットショップ運営が可能です。
STORES
STORESはプログラミングやデザインの専門知識がなくてもネットショップを開設できるサービスです。パソコンやスマートフォンを使って直感的な操作でショップのデザインを行えるため、手軽に運営を始められます。
ショップ運営に必要な機能が一通り揃っており、SNS連携や予約販売、顧客管理、定期販売、アクセス解析、電子チケットの発券・販売など、多彩な機能を提供しています。特に、Instagramとの連携機能が集客に効果的で、SNSを活用した販売促進が可能です。
フリープランとベーシックプランの2つの料金プランを提供しており、フリープランでは月額料金が無料で、決済手数料のみがかかります。ベーシックプランでは月額料金が発生しますが、決済手数料が低く設定されており、初月は無料で利用できます。
BASE
BASEは、簡単にネットショップを開設・運営できるサービスであり、提供されているテンプレートを使って、写真や文章を入れるだけでおしゃれなネットショップを作ることができます。
開設や月額の費用は一切かからず、商品が売れた時に初めて手数料が発生する仕組みなので、「売れるかどうか分からないけれど、ネット販売に挑戦してみたい」という人におすすめです。スマートフォンのアプリからも操作できるので、外出先でも簡単に商品の追加や編集ができます。
また、「BASE AI アシスタント」の使用により、商品説明文を30秒程度で作れるのも特徴です。
Shopify
Shopifyはカナダ発のネットショップ開設サービスで、日本を含む170以上の国で利用されており、数百万を超えるショップが開設されています。アプリが豊富に用意されており、プログラミングの知識がなくてもサイトに必要な機能を追加できます。
また、Amazon、楽天市場、Google Shopping、TikTokなど、外部サービスとの連携に加えて越境ECにも対応しており、販路の拡大が期待できます。
料金面でもShopifyは初期費用が無料で、最安のベーシックプランなら月額3,500円程度の低価格でスタートできます。
メルカリShops
メルカリShopsは、月間2000万人以上のユーザーが利用するフリマアプリ「メルカリ」内で商品を販売でき、ネットショップ運営に必要な機能を備えつつ、メルカリの集客力を活かせるサービスです。
メルカリShopsの大きな特徴は、初期費用・月額費用が一切かからず、商品が売れた時の販売手数料10%と振込手数料200円のみという低コストで運営できる点です。
商品登録や在庫管理を一括で行えるほか、生鮮食品の販売も可能となっています。メルカリとの主な違いとしては、法人登録が可能な点や、運営者情報が公開される点が挙げられます。
メルカリShopsは、実店舗を持つ事業者の販路拡大や新規参入、既存ネットショップの集客向上、低コスト運営を目指す方などに適したサービスと言えます。
カラーミーショップ
カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が運営するECサイト構築・運営サービスです。無料46点と有料31点の豊富なデザインテンプレート使ったショップ運営が可能です。
専用のスマートフォンアプリが提供されており、外出先からでもサイトの管理や受注状況の確認などができる点も便利です。商品の在庫管理や決済情報の確認、受注や入金のアラート機能なども充実しています。
ECサイト運営のノウハウを学べるセミナーやコンテンツも用意されているため、高いユーザー満足度を獲得。無料プランもあるので、利用を検討している方はまず試してみるのがおすすめです。
まとめ
個人事業主の方がネットショップ開設ツールを選ぶ際は、コスト面、必要な機能の充実度、サポート体制の手厚さなどを比較してみましょう。
初期費用を抑えたい場合はBASEやSTORES、LINEとの連携を活かしたい場合はLineupといった具合に、ニーズに合ったサービスを見極めることが大切です。
気になったツールに機能を試せる無料プランがある場合はぜひ活用して、本格的に導入できそうかどうかを検討してください。
LineupでECマーケティングを始めよう!
LineupはLINEの公式アカウントを活用したECサービスで、個人事業主や小規模事業者の新しいビジネスチャンスを開拓できます。最短2タップでの商品購入や、AIによる商品説明文の自動生成などの機能が備わり、月額3,000円からの低コスト運営が可能です。
LINEユーザーへの販路拡大と効率的な運営が気になった方はぜひLineupをご検討ください。